折り紙 鶴の折り方 きれいに折る5つのコツ
2017/06/07
本日は折り紙で鶴の折り方をご紹介します。
鶴の折り方は、折り紙あそびのなかでは最も有名と言っても過言ではないと思います。
古くから伝わる伝承折り紙の折り方ですよね。
私は、折り紙と言えば鶴!と思い浮かぶくらいですからね。とても有名な鶴の折り紙です。
皆様も一度は折ったことがあるのではないでしょうか?
昔、折ったことがあるけど、折り方を忘れてしまった・・・
なんて、お考えの方のために、本日は鶴の折り方を分かりやすく説明します。
そして、鶴の折り方って意外と難しいよね・・・
という方のために、鶴をきれいに折るコツをお伝えします。
折り紙で鶴の折り方
完成はこちら
鶴の折り方
1.まずは折り紙を三角に折ります。
2.次に、もう一度三角に折ります。
3.袋になっている部分を広げるようにして開いてつぶします。
4.開いている途中。
5.開いてつぶすと図のようになります。
6.裏側も同じように、開いてつぶします。
7.点線のところで折って、折り目をつけます。
8.裏も同様に折り目をつけます。
9.点線のところで折って折り目をつけます。
10.図のように折って、折り目がついたら開きます。
11.このようになるまで開きます。
12.手前の1枚を持ち上げて開いていきます。
13.図のようにひし形になるように開いて折ります。
14.裏側も同じようにひし形になるように折ります。
15.次に、図の点線のところで折ります。
16.ちょうど半分になるように三角に折る感じです。
17.裏も同じように折ります。
18.右の足を中割り折りにします。
19.羽を少し開くようにして、内側に折り込むと上手にできますよ。
20.左側も同様に中割り折りにします。
21.次にくちばしの部分を中割り折りにします。
22.最後に羽を開くと、鶴の完成です。
折り鶴をきれいに折るコツ
鶴の折り方は折り紙初心者の方にとっては、少しだけ難易度が高いかもしれませんね。
そこで、きれいに折るコツをいくつかご紹介します。
- 角と角をピッタリ合わせて折る
- 綺麗に「開いてつぶす方法」をマスターする
- 折り目をしっかりめにつける
- 隙間をあけて折る
- 羽を広げる時は付け根を持つ
上記の5つが折り鶴をきれいに折るコツです。
では、それぞれを詳しく解説します。
1.角と角をピッタリ合わせる
これは、折り紙を折るうえで基本的なことですが、ひとつひとつの工程を丁寧に折ると、仕上がりにも影響します。
特に、三角に折るときは、角と角をピッタリ合わせるように折ることがポイントです。
鶴の折り方の1や2の工程では、角と角がピッタリ合うように、そして、辺と辺もピッタリ合うように折ります。
一番最初の工程からひとつひとつ丁寧に折ることで、完成した時に綺麗になりますよ。
2.綺麗に「開いてつぶす」方法をマスターする
「開いてつぶす」という作業は、折り紙の基本です。鶴の折り方1から6までの工程は、他の折り紙作品を作るときも共通の場合が多いですので、覚えておくと便利です。
折り鶴の4の工程です。
赤い丸の部分をご覧くださいませ。角と角をピッタリ合わせた状態で、開いてつぶしていきます。さらに上からの1枚をおろして、3ヶ所の角が(裏側を折る時は4ヶ所の角)ピッタリ合うようにします。
それと同時に辺と辺をピッタリ合わせるように折れば完璧です。
こうすることによって、綺麗な四角形になります。
また、表と裏の四角がピッタリ重なるようなイメージで折っていくと、きれいに折れますよ。
このひとつひとつを丁寧にすることによって、完成した鶴はきれいに仕上がりますので、試してみてくださいね。
3.折り目をしっかりつける
折り目を付ける工程は、しっかりめに折り目をつけることがコツです。
鶴の折り方の7から11では、ひし形に折るための折り目をつける工程です。
この折り目を付ける時に、しっかりめに折って、きっちりと折り目をつけるのがポイントです。
そうすることによって、綺麗なひし形ができ、仕上がりにも反映されます。
4.隙間をあけて折る
折り鶴を折る時は、基本的には、角と角、辺と辺をピッタリ合わせるようにして折ります。
でも、1ヶ所だけ例外があるんです。それは、16の工程の長細い三角を折るときです。
ここでピッタリ辺と辺を合わせるように折ってしまうと、後で中割り折りをする時にキツキツになって折りにくいんです。
ですので、両端の辺を中心より少し外側になるように折って、真ん中に隙間ができるように折ると良いですよ。
図のように真ん中に少しだけ隙間ができるように折ると、後で中割り折りしやすいです。
どれくらい間隔をあければいいの?というと、だいたい1mmから2mmくらいでいいと思います。折り紙の厚さや大きさによって調節するのがベストです。
例えば、薄っぺらい紙で折る場合や小さな折り紙で折る場合は、1mmくらいずらして折るようにして、隙間を小さくします。反対に、分厚い紙で折る場合や大きな折り紙で折る場合は、2mmくらいにして隙間を大きくします。その都度、調節してちょうどいい長さをみつけてくださいね。
この隙間が折り鶴を折る時の最大のポイントだと思いますので、まだ試したことがないという方は是非、試してみてくださいね。
5.羽を広げる時は付け根を持つ
最後の羽を広げる時は、羽の付け根(根元)を持ちながら広げると広げやすいです。
逆に、羽の先端の部分を持ちながら引っ張ると上手く広がらなくて破れやすいので、気をつけてくださいね。
以上の5つのコツをご紹介しました。
折り鶴を折る時は是非、試してみてくださいね。
折り鶴の使い方いろいろ
箸置き
小さな折り紙(75mm×75mmくらいがちょうど良い)で折り鶴をつくれば、箸置きとして使えます。
お正月のおせち料理や外国人の方のおもてなしに喜ばれます。
綺麗な柄の和紙や千代紙で折ると綺麗です。
千羽鶴
鶴は長寿の象徴として縁起が良いものとされています。
折り鶴を1000羽つくって、糸などでつないだものを千羽鶴と言います。
長寿を願って、入院中のお見舞いなどに贈ることもあります。
まとめ
折り紙で鶴の折り方をご紹介しました。
折り鶴はお正月のおもてなしに使えそうですよね。お正月の折り紙もいろいろ折ってます。
おせち料理の箸置きに良さそうです。
私は小さい頃に何度も鶴を折ったことがあるので、鶴の折り方はバッチリ覚えていました。
自然と手が動いて、スラスラ折れましたよ。
私はこの鶴の折り方を祖母から教えてもらいました。
娘がもう少し大きくなったら、私も鶴の折り方を教えたいと思っています。
伝承折り紙って、そうやって語り継がれていくものなんですね。
日本の素晴らしい折り紙の文化を次の世代にも伝えたいですね。
それでは、本日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
では、また。
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